【神奈川編その9】弘法大師と桜のみち|関東ふれあいの道攻略
関東ふれあいの道 神奈川県コース9『弘法大師と桜のみち』の攻略情報をご紹介。権現山、弘法山などを歩きます。弘法山公園ではバードウォッチングも楽しめます。
【神奈川編その9】弘法大師と桜のみち
皆さん、こんにちは、こんばんは。あるいはおはようございます。
関東ふれあいの道攻略チャンネルのDB太郎です。
コース難易度
難易度:★☆☆☆☆(初心者向け)
距離:9.4km 累積標高:登り316m/下り322m 所要時間:約2時間45分
軽登山です。やや山道が多いですが、道は整備されています。装備を誤らなければ歩きやすいです。
コース概要
神奈中バス南平橋バス停からスタートします。
南平橋バス停 → 権現山 → 弘法山 → 吾妻山 → 坪ノ内バス停
南平橋バス停へは小田急秦野駅から約10分、坪ノ内バス停へは小田急鶴巻温泉駅からバスで約10分行くことができます。
ルート図(背景地図:© OpenStreetMap contributors(加工あり))
注意すること
このコースでの注意点は車です。
非常に危険だったルートは変更になっていました。
もう1か所の危険個所は新善場トンネルです。
厚木方面に向かうには右側を歩く必要があります。左側は歩けません。
人向けとしか思えない小さな標識がありますが、これは車向けです。この通りに進むと、左側を歩くことになるトラップがあります。

その他、全体的に足元は整っていますが、吾妻山は路面が濡れていると転倒リスクがあります。
スニーカーでもほぼ問題ないですが、ローカットのトレッキングシューズがお勧めです。
その他、ぼちぼちヤマビル対策を考え始めましょう。
専用のヤマビル忌避剤もありますし、普通の虫よけでも大丈夫です。
塩水スプレーも吸い付かれたとき役に立ちます。
コース解説
スタート地点
南平橋バス停からスタートです。
時間当たり1,2本、平日なら3本ある時間帯もあるので、来るのに困ることはないかと思います。
ちょっと変わった指道標
場所が確保できなかったせいか、序盤の指導標は少し変わっています。


最初の曲がり角の指導標ですが、壁に貼ってあります。
来た方からではどちらに進むか見えませんが、貼ってある方の角を曲がると進む方向の指道標があります。
この先いくつかの指道標はこんな感じです。
東名高速の越え方
下の写真は東名高速につきあたったところの交差点と、その指導標です。
以前は直進して目の前の陸橋を渡っていましたが、危険な道のせいか、ルート変更になっていました。
ヤマレコの楽ルートは旧ルートのままなので注意してください。
指導標に従って歩きましょう。
権現山まで
しばらく歩いて令和7年に歩道ができるという道を歩いていくと、右手に曲がる分岐があります。
この指導標が木々に紛れやすいので、見落とさないように注意しましょう。
少し歩くと下の写真の分岐があります。
そのまま通り過ぎてしまいそうなところですが、右に曲がります。
曲がると指道標があります。
登っていくと下の写真の分岐があります。
この分岐には指導標がありません。正解は左折なのですが、恐らく直進する道は私道です。
関東ふれあいの道ではこのような分岐が随所にあります。推測ですが、公道を進むのが前提なので、こういったところには指導標はありません。
こうは言いましたが、関東ふれあいの道じたい多くの私道を通るので、何とも言えないところです。
↓またも指導標がない分岐です。
が、右を見るとこっそり指導標があります。ここを右折です。
山が近づいてくるのを感じつつ登っていくと、権現山の登山道入り口にたどり着きます。
登っていくと、分岐があります。どちらに行っても問題ないですが、右手を登ると展望台近くに出るのでお勧めです。
分岐を登ると直ぐに頂上です。
弘法山公園
権現山山頂から弘法山までは公園になっています。
展望台やベンチ、トイレ、自動販売機などがあります。
バードウォッチング用の身を隠す壁もあります。
エスケープルートもあります。
弘法山
公園から弘法山に至る分岐です。
右手に行くと弘法山です。ここでコース15と分岐します。
弘法山山頂には大師堂があり、これを背景に自撮りをすればチェックポイント通過です。
コースは大師堂の脇を通り裏手へ続きます。
吾妻山へ
弘法山を下山してしばらく進むと、国道246号線にぶつかります。
直前に小さい案内がありますが、これに従って右手を下って反対側にわたると、先の新善波トンネルを越えることができません。
このまま直進し、右折して右側を歩いてトンネルへ向かいましょう。

新善波トンネルは2024年にのり面崩壊があって、2025/7現在は工事中です。工事完了後はもしかしたら左側も歩けるようになるかもしれません。
トンネルを越えると直ぐに右手に下りていけます。
道は非常によく整備されています。
程なくして分岐があります。ここは左手の平坦な道を行きます。
右手は弘法山のハイキングコースに続きます。別な登山道ですね。吾妻山間近で合流します。
吾妻山の登山口です。
ここを鋭角に右折し、山道に入ります。
ハイキングコースとの合流です。
ここを左折します。
吾妻山山頂です。山頂と言いながら下りながら到着します。
少し広くなっていて、四阿やベンチがあります。
ゴールへ
吾妻山を下山して住宅街に入ると、指導標がありません。
ヤマレコなどの地図ソフトでも、googleマップでも案内してくれるので、文明の利器に頼っていきましょう。
坪ノ内バス停のバスの頻度は2025/7現在、概ね1時間に1本です。
装備について
歩いた時の装備品です。
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靴:ローカットトレッキングシューズ。スニーカーでも行けるかと思いますが、こちらの方が安全です。
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帽子:夏はマストアイテム。
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行動食など。
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山道ですが、水は途中で補充できます。1Lあれば足りる気もしますが、よく飲む方はその分多く持っていきましょう。吾妻山山中は自販機はありません。入山前に道の反対側に自販機はありますが、渡れるところがないので、弘法山山中で補充しておきましょう。
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途中補充を前提にする場合はくれぐれも小銭をお忘れなく。
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私はこのコースで襲われたことはないのですが、そろそろヤマビル対策が必要な地帯です。
- その他山行時の常備品
このブログについて
YouTubeにも攻略動画を上げています。
実際の雰囲気はYouTubeで紹介し、このブログでは動画の補足や誤りの修正を交えて紹介していきます。

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