【神奈川編その1】三浦・岩礁のみち|関東ふれあいの道攻略

三浦・岩礁のみちは、トリッキーな岩礁地帯を歩く、神奈川の海辺ならではの冒険コース。今回はその攻略法をお届けします。

表題画像

【神奈川編その1】三浦・岩礁のみち

皆さん、こんにちは、こんばんは。あるいはおはようございます。 関東ふれあいの道攻略チャンネルのDB太郎です。

コース難易度

難易度:★★☆☆☆(初心者向け)
距離:10.3km 累積標高:登り71m/下り82m 所要時間:約3時間

岩礁地帯で歩きにくいですが、難しいというほどではありません。潮位への注意が必要です。

コース概要

三浦海岸駅から京急バスで松輪バス停に向かいます。
どうも終点の三崎口駅まで行ってしまいがちですが、ひと駅前です。

松輪バス停→劔埼→江奈湾→毘沙門湾→盗人狩→宮川町バス停

コースタイム等

宮川町からはバスで三浦海岸駅に戻ります。

地図:© OpenStreetMap contributors(加工あり)

↑今回歩いたトレースマップ

神奈川公式コースマップ1-4

注意すること

このコースは、満潮時に水没するコースを歩きます。
向かいルートはありますが、迂回しても危険個所を避けきれません。

  • 干潮時を選ぶこと

  • 濡れても良い足回り

  • 歩きやすい靴

これらのことに注意した方がいいかなと思います。
岩礁地帯を歩くので、足裏の刺激に慣れていない方は靴底は厚い方がいいかもしれません。
マリンシューズを別に持っていくとか、使い古したローカットのトレッキングシューズが個人的にはおススメです。 あと、風が強いことが多いです。

潮位情報URL https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=Z1

コース解説

スタート地点






写真は松輪バス停で下車したところの風景です。

一面のどかな畑の風景で、来たんだなって感じがします。

さっそくなんですが、道迷いポイントです。
神奈川唯一と言っていい問題点です。
公式地図の縮尺が5万分の1と縮尺が非常に小さく、案内図としてはあまり役に立ちません。
この地図を見ると、畑の中をまっすぐ突っ切っていく様にも見えます。
当然そんなわけはなく、畑に向かって左に向かいます。


写真は最初の曲がり角に立っている案内標識です。
関東ふれあいの道では、こういった案内板や指導標で丁寧に道案内してくれます(ニッコリ
できてから3,40年たっていて、失われてしまったり、非常に気が付きにくかったりで完全に信頼を寄せるのは危険です。
道迷い対策にスマホアプリのヤマレコの導入をお勧めします。登山用アプリでありながら、平地もサポートされていて、関東ふれあいの道も90%くらいはルートの登録があります。
ヤマレコを導入すれば、このブログ、YouTube動画で言いたいことの7割は補完されます。

間口漁港


写真は間口漁港の一角です。
分岐がありますが、指導票が見当たりません。
で、googleマップで盗人狩まで経路案内をさせると、右に行く様に案内されますが、右に行くとたどり着けません。
海岸沿いに左に進みます。


写真は漁港の端まで行ったところの堤防です。通れるように階段があります。
この堤防を越えるといよいよ岩礁地帯です。


岩礁地帯は、写真のような足元になっています。
滑ることは少ないので、不整地を歩く練習になるかと思います。
で、注意事項でもあげましたが、この岩礁地帯。暑い季節には大量のフナ虫が発生します。踏みつぶさずに歩くのは困難です。
虫が苦手な方は季節を選んだ方がいいでしょう。

劔埼


劔埼を過ぎたところの分岐です。
左はもともとのコースで、崩落によって右のルートができました。
右のルートは動画で紹介しているので、そちらを見ていただくとして、ブログでは左の海岸線を歩き続けるルートを紹介します。
このルートは、潮が引いているとき以外は歩けないのでご注意ください。

最近この岩礁地帯の崩落が進んでいるようです。
どこまで注意できるかは難しいところですが、岸壁からは極力離れて歩きましょう。
いくつか写真を載せますが、落石以外は干潮時であればそこまで注意事項はありません。

写真は完全な干潮ではないですが、歩ける程度には引いています。
 












↑この写真は動画内で引き返した所です。







江奈湾で迂回ルートと合流します。

江奈湾

江奈湾ではこのコース上唯一食料を調達できる商店があります。


江奈湾を過ぎたところの分岐です。
指導標がありますが、見る向きによって道を間違える危険性があります。
案内標識があるので、こちらが読める方つまり、右手に登っていくのが正解です。

そのあと畑に囲まれながら歩を進め、再び岩礁地帯に戻ってきます。

毘沙門湾


岩礁地帯を過ぎ、毘沙門湾を通過したところの分岐です。

まず分岐に気が付く必要があり、更に指導標があることに気が付く必要があります。
しかもこの指導標は曲者です。


この指導標を今まで通ってきた本線の道から見ると、まっすぐ進むように見えます。

しかしながら裏から見るとここを曲がるように見えます。
ここは、曲がるのが正解です。注意しましょう。

盗人狩ー宮川町バス停

再度岩礁地帯を進むといよいよ盗人狩に到着です。

ここで橋をバックに自撮りをしましょう。
神奈川県全コースを制覇後に、各コースの感想と自撮り写真を送ると、認定証とバッチがもらえます。

最後に三崎漁港を過ぎて坂を上り切ると、宮川町バス停です。

装備について

    歩いた時の装備品です。

  • 靴:スニーカーやローカットトレッキングシューズ。

  • ※不整地でも歩きやすく、また海水で濡れても良い靴。

  • 帽子:風に飛ばされないもの。夏はマストアイテム。

  • 食料調達は一か所のみなので、行動食など。

  • 水はそこそこ手に入るので、1Lほど。足りなければ途中補充。

    自販機によっては小銭のみのことが多いので、ご注意ください。

このブログについて

なお、YouTubeにも攻略動画を上げています。
実際の雰囲気はYouTubeで紹介し、このブログでは動画の補足や誤りの修正を交えて紹介していきます。

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